スタッフブログ

大変ご無沙汰しています。
新規のお客様の対応やこれから夢の匠で新築予定の
お客様の「地鎮祭」の準備や「敷地の測量」など
忙しい日が続いてブログの更新を怠けていました。
スイマセン汗。

それでは早速、久しぶりのブログを再開したいと思います。
それではどうぞゆっくりお読みください。

今回のテーマは
「予算内で心地の良い住まいを実現する現実的な考え方」です。

例えば、土地をポンと現金で購入出来るぐらいの貯金がない限り

あるいは、それに匹敵するぐらい親からの資金援助がない限り

あるいは、無謀で向こう見ずな予算計画を立てない限り

家づくりでは、予算と要望とのバランスが上手くとれず、

多くの方が、この狭間で大きく頭を悩ませることになります。

 

つまり、要望の実現を優先すれば、

理想の予算内で家づくりを遂行することが難しくなりやすいし

逆に、予算を守ることを優先すれば、

大なり小なり妥協せざるを得ない箇所が出てきてしまうということです

 

ですから、可能な限り予算を守りつつも

理想に近い家づくりを行なうためにも、

そして、満足度の高い住まいを完成させるためにも、

家づくりでは、予め心がけておくと良いことがいくつか存在します。

では、そのポイントについてお伝えしていきたいと思います。

 

◎ “〇〇帖” という考え方をしない

 

この考え方で間取りを考えていくと、

間違いなく家が大きくなり過ぎてしまうからです。

そして、家が大きくなると、

それに伴ってコストが高くなってしまうからです。

 

例えば、もしあなたが家そのものにかけられる予算が

消費税も含めて1800万円で、家族が4人で、

家族みんながゆったりくつろげるリビングダイニングと

ちょとしたタタミコーナーが欲しくて、

家がスッキリ片付けやすいぐらい充分な収納が欲しいとお考えだとします。

 

この場合、弊社では、平屋、2階建てに関係なく

延床面積で28坪前後の住まいをご提案させていただくことが多いのですが、

このぐらいの面積があれば、

暮らしの中心となる1階に、

ゆったりとした土間収納もつくることも出来れば、

キッチンの近くにたっぷりパントリー収納をつくることも出来るし、

大きなウォークインクローゼットか、

あるいは家族の洋服や布団を収納出来る

大きなファミリークローゼットをつくることも出来ます。

 

もちろん、4人がけのダイニングテーブルと

3人がけのソファーを置いても

まだゆとりがあるぐらいのLDKと、

光と風がたっぷりと採れるウッドテラスを実現しながら。

 

しかしながら、「この部屋は何帖」欲しくて、

この「スペースには何帖」欲しい、

というようなご要望を間取りに反映していくとなると、

とてもじゃないけどこの面積では、家がおさまりきりません。

 

そして、そうなると、

どんどんコストばかりが跳ね上がっていってしまうことになりますし、

あるいは、その要望も全て反映しつつ、

家のコストも可能な限り抑えたいと思えば、

よくあるハウスメーカーの企画住宅のような

必要なところに収納が少なくて、

無駄だらけの住みにくい家になってしまいます。

 

◎ “〇〇LDK” という考え方をしない

 

これも、家のコストをアップさせないためには重要な考え方です。

なんせ、この考え方で間取りを考えてしまうと、

余分な(無駄な)部屋をたくさんつくってしまい、

どんどん家が大きくなってしまいますからね。

 

例えば、あなたの家族が4人家族だったとしたら、

一般的には、1階にLDKと和室をつくり、

2階には、寝室と人数分の子供部屋(とご主人の書斎)をつくるでしょう。

 

そして、この考え方に、

それぞれの部屋や収納に〇〇帖欲しい

という要望を合わせてお考えになることでしょう。

 

となると、確実に家が大きくなってしまうし、

ましてや子供が3人いたり、

あるいは3人になるご計画でお考えの方となれば、

さらに、もう1室必要となってくることになるので、

家のコストはもっと跳ね上がることになってしまいます。

 

しかし、果たして本当にこんなに多くの部屋が

本当に必要なのでしょうか?

建てたすぐから、老後に至るまで、

ずっと無駄なく使うことが出来るのでしょうか?

 

おそらく、必要最大限を想定してしまうと、

保険のごとく予算がどんどん釣り上がってしまうだけじゃなく、

使わない部屋だったり、使わない時期が

間違いなく出てくることになるし、

面積が大きくなれば掃除や管理だって大変になります。

 

◎ 廊下はいらない

 

家族みんながゆったりくつろげるリビングダイニングや、

いつも家をキレイに保つために必要な収納量を、

無駄なコストをかけず確保しようと思えば、

いかに無駄なスペースをカット出来るか?

が大切な要素となってきます。

 

そして、無駄なものの代表例が”廊下”です。

おそらく、あなたがお持ちになる要望の中に、

『廊下が絶対に欲しいんです!』という項目はないと思います。

 

ですが、よほど設計に工夫を凝らさない限り、

思っている以上に出来てしまうのが“廊下”です。

しかし、廊下にも、もちろんコストはかかってきます。

収納や部屋と同じように。

ただ通るだけなのに・・・

 

しかも、廊下を多くつくれば、

無意識のうちに部屋のドアを閉めてしまうものです。

となると、暖かい所と寒い所をつくってしまいやすくなります。

 

これでは、家の基本性能が高くなり、

せっかく家の中の空気環境を一定で保ちやすくなっているのに、

非常にもったいない暮らし方をすることになってしまいます。

 

こういった観点からも、

廊下を出来る限りつくらないようにすることが、

設計において非常に大切なポイントになってくるんですよね。

コストカットと同じくらいに。

 

いかがでしたか?

 

お金さえ掛ければ、あなたがお持ちになる

要望の全てを叶えることは出来るでしょう。

しかしながら、誰しもにその方にとっての

ベストな予算というものが存在するし、

建てた後の暮らしや10年後の未来、

それから老後のことまで考えると、

その予算を守ることはとっても大切なことになってきます。

 

ですから、“〇〇帖”“〇〇LDK”という固定概念にとらわれることなく、

あなた自身にとってのベストな予算を知り

あなた自身が望む暮らしについて真剣に考え

あなたのご要望にしっかりと優先順位をつけ

その予算の中で最大限に叶えられる

理想の住まいを実現していっていただければと思います。

 

固定概念や常識が、

必ずしも正解というわけではないですし、

他人の意見や選択が必ずしも正しいわけではないので、

家づくりを具体的に進めていく前に

あなたにとって本当に必要なものが何なのか?

そして、不必要かもしれないものが何なのか?

を、じっくり考えてみていただければと思います。

久しぶりの更新で張り切りってしまいちょっと長くなってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。

それではあなたの良き住まいの実現を願っています。