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一昔前は、住宅ローンを借りる時

連帯保証人を必ずつけなければいけなかったのですが

近年は、ほとんどの住宅ローンが、

人による保証ではなく、

保証会社による機関保証を採用しているため

連帯保証人をつける必要がなくなりました

 

つまり、住宅ローンを借りるあなたが

保証会社に”保証料”という費用を支払えば、

連帯保証人を立てることなく住宅ローンを借りることが出来る

というのが現在の住宅ローンの仕組みなのですが、

果たして、あなたはこの保証料について

いくらか知識をお持ちでしょうか?

ではまず、

この機関保証というのもが一体どういうものなのか?

についてからお伝えさせていただきますね。

 

連帯保証とは、あなたが返済不能になった場合や、

返済能力があるにもかかわらず返済が滞るような場合、

あなたに代わって返済義務を負うことなのですが、

この連帯保証を人に代わって保証会社が行なうことを機関保証と呼びます。

ですから、もしあなたが返済不履行になった場合、

あなたに代わって残りの元本と利息をすべて精算してくれるのが、

保証会社の役割なのですが、

ここで勘違いしてはいけないのが、

もしあなたに返済能力がなくなったことで住宅ローンが払えなくなり、

この保証会社があなたに代わって全て精算してくれたとしても、

そのローンの残金が帳消しになるわけではないということです。

つまり、もしそんなことになってしまっても、

返済から解放されることはなく、

ただ単にあなたが返済していく先が、

銀行から保証会社に変更になるだけということなので、

ここをまずは押さえておいていただければと思います。

 

銀行によって、またその人によって金額が異なる

 

この保証料は、銀行によって設定されている金額がバラバラです。

また、同じ銀行でも、人によって金額が違ってきますし、

選ぶ住宅ローン商品によって、金額が違ってくることもあります。

 

例えば、信用度の高い会社に勤めており、

勤務年数も長く、収入も安定していれば、

この保証料が無料になることもあるし、

逆に、勤務年数が短かったり、収入にバラツキがある方などは、

通常より余分に保証料を請求されることもあります。

 

また、ここ最近では、

保証人も機関保証も必要としない住宅ローン商品も出てきているし、

住宅金融支援機構が取扱うフラット35も、

そもそも保証料が不要だったりするので、

こういったことも知っておくことが大切です。

 

借入期間が長いほど高くなり、借入金額が多いほど高くなる

 

これは、ごく当たり前のことですね。

借入期間が長いほど、返済が滞るリスクは高くなるし、

また借入金額が多くなるほど、

返済が滞るリスクが高くなるものですからね。

 

一括払いと金利上乗せによる分割払いが選択出来る

 

そして、必ず知っておいていただきたいのが、

保証料は、この2つの選択が出来るということです

 

では、これについては分かりやすく数字でご説明させていただきますね。

借入額:2500万円

返済年数:35年

住宅ローン金利:1.2%

保証料利率:0.2%

この数字で仮定して計算していってみますね。

 

まず、この場合、保証料を最初に一括で払おうとすれば、

667,500円という費用が住宅ローンから差し引かれることになります。

つまり、予算が667,500円少なくなってしまう・・ということですね。

 

他方、この保証料を住宅ローン金利に上乗せしようとすると、

先程の667,500円がいらなくなり、その結果予算は増えるものの、

住宅ローン金利が0.2%高くなってしまうので、

毎月の返済負担が2,401円高くなってしまいます。

となると、2,401円×420回=1,008,420円、

総支払額が高くなってしまうというわけですね。

 

ですから、一括払いと金利上乗せ分割払いのどっちが得なのか?

と言われると、もちろん一括払いということにはなります。

 

しかしながら、最初にあれだけ大きなお金がなくなってしまい、

予算がそれだけ減ってしまうのも、かなり痛いことです。

かといって、毎月の返済額が上がるのもキツいし、

利息を余分に支払うのも、なんとなく嫌〜な感じですよね?

では、果たしてどちらが良い選択なんでしょうか?

 

保証料は繰り上げ返済したら、その比率分返ってくる

 

まー、正直なところ一概には言えないのですが、

もし、自己資金に余裕があるのなら、

一括払いしておいた方が得なことは間違いないですね(笑)

 

ただし、保証料は、

繰上げ返済したら、その比率分お金を戻してもらえるので、

もしあなたが、大なり小なり繰上げ返済をしていき、

返済期間を圧縮していくつもりなのであれば、

最終的に余分に保証料を支払うこともなくなる可能性が高くなるので、

金利に上乗せしておいてもいいかもしれません。

 

とまあ、保証料に関しての基本的な知識は、

このぐらいのところでしょうか?

 

住宅ローンは、専門用語がたくさん出てくるし、

お金や数字の話はややこしそうなことだから、

自分自身であまり勉強せず、

ついつい専門家に任せてしまいがちになってしまうものです。

 

ですが、それはこれから先のことを真剣に考えると、

決してオススメ出来る行為ではありません。

ですから、今回ご説明させていただいたぐらいのことは、

最低限、頭に入れておくようにしていただければと思います。